ロンドン編


海外に住む日本人の方の勉強法 - ロンドン編


世界各地で活躍されている日本人の方々

そんな方々に、外国でのライフスタイルや英語に対する考えを語っていただきます。
今回は、イギリスのロンドンで勉強中というK氏にお話を伺いました。

イギリス、ロンドン在住 20代男性 Kさんの勉強法


英語で悔しい思いをした経験はありますか? それはどんな時でしたか?


 相手またはこちらが聞き取れない、あるいは語意が分からぬと英語力の無さを痛感し、学ぼうと思います。 ロンドンに来てからは英語を学ぼうと思えます。

今思えば、どういう英語の勉強の仕方が一番伸びたなと思われますか。


 リーディングでは毎日一定量を読んで英語のリズムや特徴に慣れる必要がありました。私の場合新聞記事4ページ位をほぼ毎日1~2年読みました。リスニングに関してはラジオを1時間くらい毎日聞いて慣れる必要がありました。1年ほど続けたでしょうか。発音に関しては、私の場合はリスニングができるようになると発音も良くなったと思います。

英語を習われている方やこれから外国に行かれる方にアドバイスをお願いします。

 短期記憶と長期記憶を踏まえた反復練習が英語学習だと思います。そして幾らあるレベルを
達成してもそれを使用せねば低下してしまいます。

ロンドン、又はイギリスでの生活の魅力を教えてください。

 同性婚を初め、社会における人権意識や議論が活発で、多様性への忍耐が頻繁に政治やメディアのテーマになることでしょう。日本食品店やレストランの数はとても多く全部で200以上あると思います。
 またオーガニック食品は日本と同じかひょっとすればそれ以上に充実しています。飲食店は全て禁煙です。ゴキブリがいなかったり、ヨーロッパや東アメリカ旅行がしやすい点も良いです。BBCラジオ4は高品質で気に入っており、お湯を流す暖房システムは冬になると快適です。

ロンドン、又はイギリスでの生活で大変だと思われることは何ですか。


 建物が古いためネズミや隙間風のある住居が
よくあることです。日本の家族に余り会えないのも
辛いですね。良いレストランが少なく日本食系を含め高いです。人権意識が高いとは言え、女性や同性愛者、年齢、人種、外国人、他宗教/無宗教等に対す
る差別は存在します。また、英国は世界で一番と発言したり考える政治家や他の人々もいます。車の運転マナーは悪く(パリよりはまし) 歩行者に叫んで驚かせる不快な人々も存在します。

 公共交通機関は汚く本数が不規則か少なかったり、運行停止もして不便です。ユーロスターでさえ座席は固定され向かい合わせの二等席に 当たるととても窮屈です。     

人生の中でこだわっていることや、これだけは譲れないという点はありますか。

 基本的倫理。毎日を大切に生きてゆけば何か能力、知識、経験や自信などを積み重ねる事ができ、成長できて楽しいのかな等と考えたりしています。

最後に一言お願い致します。

人生一長一短ですね。


海外在住の日本人の方々が経験された英会話での経験や勉強法について伺いました。

London ロンドン編
Hawaii ハワイ編
Boston ボストン編 その1
Boston ボストン編 その2
Jerusalem エルサレム編
Washington D.C. 編