USMLE Step 2 CS 合格体験記　2018年

K.H. 様  内科　　　合格体験記

 Step 2 CS に向けての学習、受験、合格しての感想

2018年４月STEP 2CSに合格し、無事念願のECFMG certificationを取得しました。

試験準備期間は約2ヶ月で、初めにFirst Aidに記載されている挨拶や質問のフレーズ、鑑別疾患を一通り暗記し、それからコンソシオで実践練習をする、という形で準備しました。コンソシオは週に2～3回、合計20回レッスンを受けました。

コンソシオのレッスンでは、主にFirst aidのCaseを本番と同様に時間をはかりながら練習しました。
最初のうちはレッスン毎にどのケースをやるか決めておき、レッスン前に質問事項やフレーズを復習してから、レッスンに臨みました。まずは時間内にclosingまで終わらせること、時間の感覚を得ることを意識して練習し、慣れてきたところで、今度は予習なしで講師にランダムでケースを選んで頂くようにしました。最終的には、First aidに載っているケースであれば、主訴を聞いた時点で質問事項や鑑別診断が即座にスラスラ言えるようになっていました。

もちろんコンソシオを始める前から全て完璧に暗記していたわけでは無く、レッスンを繰り返しながら徐々に記憶を定着させました。勉強の仕方は人それぞれだとは思いますが、私は暗記アプリのAnkiにフレーズを全て落としこみ、毎日何度も一人で口に出しながら復習しました。

2ヶ月程コンソシオのレッスンを受けた後、最終確認としてKaplan 4daysを受講し、模試でまずまずの点数だったので、そのまま3日後に本番の試験を受けました。

コンソシオで練習を繰り返していたため、本番の試験は緊張することなく臨めました…と言いたいところですが、やはり本番前はかなり緊張しました。何例かやっていくうちに、勢いがついて徐々に緊張が解けた感じでした。

コンソシオでは、正しい発音や伝わりやすいイントネーションなど、STEP2CSに限らず、今後英語の勉強を継続していく上で大切なことを、たくさん教えて頂きました。この場を借りて心より感謝申し上げます。




 

米国現地でのご滞在について 

Kaplanを受講する場合はPasadenaとLAと両方、ホテルを予約しなければいけません。
私は日本のKaplanに問い合わせ、Pasadenaのカプランセンターの近くのホテルと、LAの会場近くのホテルをリストアップして頂き、その中から会場からできるだけ近く、金銭的に折り合いのつくホテルを選びました。日本のKaplanのスタッフの方には非常に親切に対応して頂き、本当に感謝しております。

PasadenaからLAまではタクシーで移動しました。

今後ご受講される方へのアドバイス 

Consocioでは病歴聴取の練習は出来ますが、理学所見の練習はどうしても不十分になってしまいます。Skype上で理学所見をとるふりをするのと、実際に理学所見をとるのとでは、時間のかかり方が全く違います。

理学所見に関しては、インターネット上ではなく、実際の練習パートナーを見つけて時間を測りながら何度も練習すべきだと思いました。