USMLE STEP2 CSを受験する
アメリカでレジデントとして働く ~USMLE Step 2 CS の受験
USMLE STEP 2 CS試験について知る
試験会場
ロサンゼルス会場となるPacific Corporate Tower (PCT)
アメリカの5都市で実施されます
(ニュージャージー、ロサンゼルス、シカゴ、ヒューストン、フィラデルフィア)
試験費用
1505 USドル(2015年現在)
どようなテストですか?
模擬患者とのやり取りを行う面接試験です。
チェックされる点:CIS (Communication and Interpersonal Skills) 詳細は下部
合格点は?
合格、または不合格です。
学習の計画を立てる
学習教材を見る
USMLEの公式ページに参考問題が出ていますので参照してください
英語の学習
受験の決意が固まった後は、STEP2 CSの試験に備えます。
アメリカ人の会話のスピードや米国の医療シーンに対して心の準備ができるよう、可能であればネイティブ講師と練習をしましょう。
ご自宅や職場の近くで講師を見つけるのも良いでしょう。弊社のオンラインレッスンもご検討ください。
ポイント
- 英語の弱い点を強化しておく。
- 回答する際の固定のフレーズを幾つか用意しておく。
- アメリカ人のネイティブスピーカーの話すスピードに慣れておく。
- アメリカで一般的な薬やその効果などにも親しんでおく。
試験の環境に慣れる
同僚などと練習をしたり、STEP2 CSのレッスンを受けて試験の環境に慣れるようにします。
試験ではPatient Note(カルテ)を記入します。各模擬患者とのインタビュー後に記入時間があるので、
パソコンでPatient Noteを書く練習をしておきます。
STEP 2 CSのチェックポイント
CIS: 患者さんとの的確なコミュニケーション能力を見る要素
関係 (rapport) の構築
心を寄せ、サポートする
患者さんから情報を集める
患者さんに情報を提供する
Rapportの構築
Rapportとは、理解を示す人と人との関係のことです。
辞書:rapport: 一致・調和を特徴とした関係のこと
医師と患者さんの間にはとても重要なことで、患者さんの言うことを聞いていること、関心を示しているということを態度で示すことが重要になります。何かよくない状態である患者さんを気にかけていること、常に敬意を示すことを態度で示すことです。
サポートの提示
患者さんの背景と状況を理解し、精神的なサポートを提供することが重要になります。
情報の収集
適切な質問をすることが、患者さんをサポートをすることの鍵になります。患者さんの言葉に現れない手がかりに知識を深めておくことも重要です。全ての詳細が良いdifferentialをつくるために重要になります。
情報の提供
最も困難な事の一つは、患者さんに情報を提供することです。的確な情報の提供は、診断が明らかになるまでの患者さんの不安や恐怖を和らげます。
コンソシオのUSMLE STEP2 CSのレッスンでは、CIS部分にも焦点を置いています。
それぞれの状況に対して適切に、敏速に応対をする練習をします。
学習の際にはコンソシオのアメリカ人ネイティブ講師との練習もご検討ください。
※情報の正確さには注意を払っておりますが、費用やプロセスは随意変更しています。
準備や受験の際は、今現在の正式な情報を各機関にご確認ください。
アメリカでレジデントとして働くまで
USMLE CS合格体験記
受講生の方による合格までの体験記です。